詣でる

正月は近所の神社仏閣へ初詣を済ませた。偶像が好きで「我が家に一体」は欲しいといつも考えていて、お堂の中に居る仏様をウットリと見つめる自分。お堂の前からいつまでも離れないので、家族からは「後ろが詰まっている。参拝行列の元になっている」と叱られる。わかっているのだがあの優しいようで憂いのあるお顔には、相当惹かれる。

「はっ」と気づくと、一緒にいた家族が遠巻きで自分を見ているではないか。「チッ!わかったよ」と家族の待っているところにスゴスゴと戻る。「つまらん!」と正月早々に不機嫌だ。

境内に通じる階段だ。集落の中にある小高い山の神社仏閣。階段はえらく急で、年配者はキツいだろうね。大体こういった環境の神社仏閣は裏門的な緩やかな道があったりするもんだ。

正月早々、大腿四頭筋が鍛えられた。

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