宮城県仙台市に実在した人物で、商売繁盛の福の神と言われた「仙台四郎」さん。江戸末期から明治にかけて仙台藩に仕える鉄砲鍛冶屋の四男として生まれたそうです。兄弟が相次いで亡くなったので、男の子だとすぐ亡くなるのではと心配した両親が幼い四郎さんに女の子の着物を着せて大切に育てたんだって。
四郎さんはどうやら知的障害を持っていたらしく、いつもニコニコと街をあるきまわっていたそうです。知的障害者であったことからからかわれたり、いじめられたりしたらしいが、いくつになっても無邪気で明るく笑顔でいたので、どこへ行っても可愛がられたりもしたんだって。
四郎さんが好んで立ち寄った商店はなぜか繁盛し、呼ばれても見向きもしなかった商店は倒産していったというではないか。なんだそれ❓だ。
四郎さんは人々からは「しろばか」と言われていたが、「しろばかは、実は商売繁盛の神様ではないか」と噂になって、生存中から地元メディアから取り上げられていたそうだ。すごいね👏
四郎さんはプラプラするのが好きで宮城県内だけではなく山形や福島まで足を延ばした記録があるんだって。放浪の人だったんだね。
そんな「仙台四郎」を祀っている商店街の中にある三滝不動尊にお邪魔した。インパクト大の「仙台四郎」像をカメラに収め、金運アップを願うのだった。
