先日釣ってきた小さなハゼを甘露煮にしようとエラや内臓を取り除いた。頭を残そうと、口からピンセットでエラや内臓をチミチミ取り出す作業は一苦労だ。親指と人差し指の指先に力が入るので、取り出しが終わった後はジーンと痛い。パッドに並べてラップをせずに冷蔵庫で乾燥を半日から1日行う。途中、どうなったか気になって何度も冷蔵庫を開けてキレイに並べたハゼを見る。子ども頃インスタントプリンを作ってもらい、固まったか冷蔵庫を何度も開けて見ていたことを思い出す。食べるのが楽しみでパカパカ扉を開けるものだから、母親から「そんなに開けたら冷えが悪くなって固まらないよ」と言われ泣く泣く放置。
そんな思い出もあったな、と少し乾燥したハゼを冷蔵庫から出し今度は焼きの作業の準備。「魚焼きグリル」で炙るとなっていたが、ハゼの皮が剥がれる恐れがあるので、魚焼きホイルを使ってフライパンでじっくり焦げ目をつける。ホワ〜ンと部屋中に優しいお魚の香りがしてきた。このまま食べても美味しそう。しかし、またパッドに並べてラップ無しの冷蔵庫乾燥をさせるのだ。手間がかかるね。
