東北復興道路を使って気仙沼市にある大島へ、ドライブ日和の休日に出掛けてきた。年老いた両親とこれまた年老いた犬を連れて日帰りの旅だ。両親を誘った気仙沼大島への日帰り旅行は、「犬がいるから,,,」と老人特有の引きこもり意見。面倒なので「毛布を入れた箱に寝かせていけば犬も一緒に行けるよ」で決定した。寝たきりの老犬なので、おむつをつけてのお出掛け。「水分と食事さえ用意すればなんとかなるね」などと最初に発言した引きこもり意見とは比べようも無いくらい前向きになっている。単純な両親だ。
後部座席に母親に抱き抱えれた老犬は「いったいどこへ連れて行かれるのか」と珍しくキョドキョド。
途中、人間様と同じく道の駅で休憩をとる。両親は道の駅が大好き。老犬をさっさと置いてクルマを降りてしまった。自分が運転していたので、運転席から老犬の様子を見ていると、この自分ではダメなのか「ヒンヒン」鳴き始める。「もー」。
まだ今日の目的地には到着していないのに、すでに両手いっぱいに買い物した物を持っていたのには驚きだ。「買って来たから」と大きな白菜や大きな果実の干し柿用柿など見せられた。寄るところは全て何かを購入する恐ろしい予感。

